千代田区長選スタート。樋口高顕候補の出陣式に小池都知事が駆け付け激励

千代田区長選に立候補した樋口高顕候補

コロナ禍での都と区の緊密な連携の重要性をアピール


 東京都千代田区の石川雅己区長(79)の任期満了に伴う千代田区長選が1月24日、告示された(31日投開票)。千代田区は石川氏が5期20年に渡り区政を担ってきたのだが、1月8日に不出馬を表明。それまでに元千代田区議の早尾恭一氏(59)、新人で会社役員の五十嵐朝青氏(45)が立候補を表明。13日には東京都議会で最大会派となる「都民ファーストの会」の樋口高顕都議(38=千代田区選出)が出馬を表明していた。

 あいにくの雨模様の中ではあったが、この日は各候補者が出陣式を行った。

 今回当選すると23区内で最も若い区長の誕生となる樋口氏は「このコロナ禍で愛する千代田区が悲鳴を上げている。大変厳しい状況の中で、不透明で先行きが見えない。区民の皆さんが大きな不安を覚えている状況をうかがってきた。今こそ政治の真価が問われている時はない。この厳しい戦いの中、千代田区を復興させたい。千代田区からコロナ禍に打ち勝たなければいけない。小池都知事に緊急要望をした結果、翌日には小池都知事に千代田区に来ていただき、都と区が連携し合うことを確認していただいた。これからますます、小池知事との連携が必須になる。よりきめ細やかな対策、機動的に動くということが急務」とコロナ禍での都と区の連携の重要性をアピールした。
1 2>>>