ライト級王座決定戦は3度目の正直狙う秀樹vs虎視眈々の“ジョーカー”直樹【RISE145】
王者・山田洸誓(右)と挑戦者の実方拓海
スーパーライト級王者の山田洸誓が実方拓海を相手に初防衛戦
セミファイナルでは王者・山田洸誓(正道会館KCIEL)に実方拓海(TSKjapan)が挑戦する「RISEスーパーライト級(-65kg)タイトルマッチ」が行われる。山田は初防衛戦となる。
山田は2019年に行われた「RISEスーパーライト級王座決定トーナメント」でタップロン・ハーデスワークアウト、山口侑馬を破り、プロデビュー以来10戦無敗で王座を獲得。その後、一つの白星を重ね11連勝とするも、昨年11月にWBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者・北野克樹に敗れ、プロ初黒星を喫し、今回はそこからの再起戦となる。
実方はWMC日本&LPNJスーパーライト級王者で、これまで4つのタイトルを獲得する実力者。RISEには2019年の初参戦から3連勝で今回の挑戦にこぎつけた。
会見で実方は「ついにここまで来たなという感じ。こういった時期に開催してくれてありがたく思うし、僕の周りにもこういう時期にも関わらず、応援してくれて支えてくれる方がたくさんいる。そういう方々への感謝の気持ちを持って、明日は全力で戦ってチャンピオンになりたい。僕はキックにすべてをかけて生活をしている。RISEのベルトは久しぶりに心の底から欲しいベルトなので、僕の人生のすべてをかけて戦う。明日は僕の覚悟を見てほしい」と静かに闘志を燃やした。