直樹が2度のダウンを奪って秀樹に判定勝ち。第7代ライト級王座獲得【RISE】

所属ジムの大池正昭代表(左)と2ショットの直樹(撮影・蔦野裕)

原口へのリベンジに向け「仮のチャンピオンとして勝ち続ける」


 同王座は第6代王者の原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)の返上に伴い行われたのだが、秀樹は昨年1月にその原口と第6代RISEライト級王座決定戦で対戦するも1RKO負け。直樹も昨年10月に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」の決勝で原口に敗れており、「原口に敗れた者同士」で王座を争うこととなった。

 直樹はマイクを握ると「これで一応、RISEのチャンピオンになったんですけど、前回、原口選手にコテンパンにされてます。なのでまだまだ胸を張って“チャンピオンです”なんて言えないんですけど、原口選手は2月28日に世界最強の男との対戦が決まっています。もちろん勝ってくれると思います。僕もこれから仮のチャンピオンとして勝ち続けて、本物のチャンピオンの原口選手と“もう一度試合が見たい”と言ってもらえるような選手になるので、応援よろしくお願いします」と原口へのリベンジへ向けての強い決意を見せた。

 また秀樹は2019年2月には白鳥大珠(TEAM TEPPEN)との第5代RISEライト級王座決定戦に敗れており、今回は3度目の正直を目指しての決定戦だったのだが、またしても王座奪取はならなかった。
「RISE145」(1月30日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント(第8試合) 第7代ライト級(-63kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R
●秀樹(新宿レフティージム)(判定0-3=46-48、46-48、45-48)直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)○

◆セミファイナル(第7試合) RISEスーパーライト級(-65kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
○山田洸誓(王者/正道会館KCIEL ※初防衛戦)(判定3-0=49-48、49-48、49-48)実方拓海(挑戦者/TSKjapan)●

◆第6試合 SuperFight! フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
○工藤政英(新宿レフティージム)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)大田拓真(新興ムエタイジム)●

◆第5試合 フェザー級(-57.5kg)次期王者挑戦者決定戦 3分3R無制限延長R
●門口佳佑(EX ARES)(判定0-3=29-30、28-30、28-30)竹内将生(エイワスポーツジム)○

◆第4試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
○北井智大(チームドラゴン)(判定3-0=29-26、29-26、29-26)小川翔(OISHI GYM)●

◆第3試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
●京介(TOP DIAMOND)(2R37秒、TKO)大﨑孔稀(OISHI GYM)○

◆第2試合 -57kg契約 3分3R
○浅井春香(Kick Box)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)ライカ(RIGHT THING ACADEMY)●

◆第1試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
○KENTA(HAYATO GYM)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)武巳(Aim high)●
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