王者・山田洸誓が実方破り初防衛。昨年敗れた北野克樹にリベンジマッチをアピール【RISE145】
山田(右)のヒザが実方のボディーにぐさり(撮影・蔦野裕)
3-0で判定勝ち
「RISE145」(1月30日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われた「RISEスーパーライト級(-65kg)タイトルマッチ」で王者・山田洸誓(正道会館KCIEL)が3-0の判定で実方拓海(TSKjapan)を破り、初防衛を果たした。
山田はプロデビュー以来10戦無敗で王座を獲得し、その後、一つの白星を重ね11連勝とするも、昨年11月にWBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者・北野克樹に敗れ、プロ初黒星。今回はそこからの再起戦だった。
1Rは互いにローの探り合いからスタート。サウスポーの実方は三日月蹴りも放っていく。山田はローから右ストレートを放つが、これは実方がバックステップでかわす。実方のローに山田が後ろ回し蹴りを合わせれば、山田のローには実方が左のパンチを合わせる。ラウンド終盤には打ち合いとなるなど静かな立ち上がりから一気にヒートアップ。