フェザー級王者・工藤が1年半ぶりの勝利。挑戦者決定戦を勝ち上がった竹内と防衛戦へ【RISE145】

竹内の右ミドルが門口を襲う(撮影・蔦野裕)

竹内が門口に判定勝ち


 工藤の試合のひとつ前に「フェザー級(-57.5kg)次期王者挑戦者決定戦」として門口佳佑(EX ARES)と竹内将生(エイワスポーツジム)が対戦。竹内が3-0の判定勝ちを収め、工藤への挑戦権を獲得した。

 竹内は1Rからサウスポーの門口に右のミドルを連発。門口はオーソドックスにスイッチしてしのぐが、サウスポーに戻すと竹内がまたも右ミドルを当てていく。

 2Rも竹内の右ミドルに手を焼く門口。門口がオーソにスイッチすると竹内はワンツー、組み付いてはヒザをボディーに打ち込んでいく。竹内は終了間際、門口をロープに詰めると左フックから強烈な右ボディーを打ち込んでいく。

 3Rはここまで分の悪い門口がパンチで前に出るが、竹内はパンチで応戦し、ヒザ、そしてミドルを打ち込んでいく。門口は打ち合いの中で右フックをヒットさせるが、竹内もアッパーからヒザと主導権は渡さない。残り1分、門口が詰めてパンチを放っていくが、竹内は組み止めヒザをボディーに。門口の攻撃は単発に終わってしまう。最後まで前に出る門口だったが決定打は放てず、試合終了のゴング。

 ジャッジ3者とも竹内を支持。竹内が工藤への挑戦権を獲得した。