前戦で惨敗のRUIがK-Jee流の檄で復活。ベルトを目指しもう一度リングへ【3・21 K-1】
昨年11月の敗戦からの再起を誓うRUI
復活の陰にK-Jee。ベルトを見せつけ闘魂注入
K-JeeとRUIはともに九州出身で、上京前は同じ福岡のジムで先輩後輩として切磋琢磨した仲。アルバイトも一緒だったという、RUIにとってはK-Jeeは兄貴分といった存在。
そのK-Jeeと会って移籍を決めたときは、ふだんは厳しいK-Jeeに優しい言葉をかけられたという。そしてその時の状況について「お酒も入っていたし。あの男は俺に対してはすげえ強気。でも感謝しています。Krushのタイトルマッチの時もK-Jeeと試合をして、翌日に同じようにあいつは俺の前にベルトを持ってきて、飲んだ。その時は俺も悔しくてベルトには触らなかった。そうしたらK-Jeeはどんどん上に行って、K-1のベルトを巻いた。今回も本当はベルトに触る気はなかったが、触った。世界チャンピオンのベルトはどれだけ重いんだろうって。今は触って良かったと思う。具体的な言葉というのは“頑張れよ”の一言だったと思う」と振り返った。
そして「今は一番近いところで、ベルトを狙っている。もともと福岡からチャンピオンになりたくて上京してきた。格闘家としてチャンピオンになりたいと思ってやってきたからには、それを証明するのはチャンピオンベルト。それが世界最高峰のK-1のチャンピオンベルトだったら、なおさら燃えるし絶対に獲ってやろうと思っている」とモチベーションも復活し、K-1王座獲得へ向け、同門対決も辞さずの覚悟を見せた。