2・14川崎で復帰の飯野雄貴「新たな飯野雄貴を見せたら、火野裕士選手に勝てるのかなと思う」【DDT】
ハカの動きからのエルボードロップを狙う飯野
「デカくて動けて走れて当たれるプロレスラーが目標」
「オールアウト」は現在、メンバーの竹下、勝俣がDDTサウナ部として活動しているため、小休止のような状態になっているが、飯野の復帰とともに、本格的な再始動の可能性を秘めている。それに関しては「そういう気持ちはあります。サウナ部のことはよく分からないんですが、リフレッシュなのかな? オールアウトは僕を拾ってくれたユニットですから」と思い入れの深さを吐露。
復帰戦で飯野が過剰に意識しているのが、昨年12月27日の後楽園大会からDDTにレギュラー参戦している火野の存在だ。
「僕は他団体での試合をあまり見ていなかったんですが、火野選手はすごい! 僕はデカい相手だと興奮するんです。思いっきりぶつかれると思うんで楽しみです。今回メチャクチャ興奮しています」と目を輝かせた。
これまで、試合後の火野をスピアで襲撃するなどアピールもしてきたが「僕の気持ちです。火野選手に爆発させて、飯野雄貴を知らしめたい」と熱く語った。名古屋では一騎打ちが控えているが「シングル自体、久しぶりですし、思い切りぶつかって今の飯野雄貴をぶつけたいし、本当に楽しみ」と闘志をたぎらせた。
当然、勝利という結果が求められるが「それはマストでついてきますけど、昔の飯野雄貴なら負けると思うんです。これまでいろんな面で正面からぶち当たってきましたけど、今回は工夫じゃないですけど、違う方向からいけたらと考えています。新たな飯野雄貴を見せたら、勝てるのかなと思います。火野選手はすごいと思うけど、分かった上で上がっていきたい」と戦略を披露。飯野の得意技の一つに、ラグビーのハカの動きからのエルボードロップがあるが「ハカのやり方も変えるのか?」との問いに「それがどうなるかは当日のお楽しみです」と笑みを見せた。
今後については「ケガするのは何かしらの原因があると思うんで、まずはケガなくちゃんとやっていきたい。ケガしたらベルトもこうもないし。オールアウトとしてもやっていきたいし、プロレスを周りの人に知らせるために、どんどんテレビとかメディアに出たい」と述べた。
最後に飯野は「プロレスラーはデカいというイメージがあるけど“あんなデカいのに動けるんだ”という驚きも感じてもらいたいし、僕はラグビー出身ですから、デカくて動けて走れて当たれるプロレスラーを目標にやっていきたい」と話した。