上野勇希が坂口征夫を絞め落としUNIVERSAL王座V3に成功【DDT】

坂口のミドルが上野に炸裂

対坂口対策もバッチリ


 DDTプロレス「KAWASAKI STRONG 2021」(2月14日、神奈川・カルッツかわさき)のセミファイナルで行われたDDT UNIVERSAL王座戦で、王者の上野勇希が、これまで散々苦汁をなめさせられてきた坂口征夫を下して、3度目の防衛に成功した。

 上野は1月9日、後楽園ホール大会でV2を果たした後、次期挑戦者に坂口を指名したが、バックステージや、同28日の東京・新宿FACE大会での前哨タッグ戦で坂口からスリーパーで絞め落とされるなど赤っ恥をかかされてきた。防衛するために、上野はタイトル戦直前に関節技のスペシャリスト・青木真也の門を叩き、スリーパー対策を講じて臨んだ。

 坂口のサブミッション、キックの連打で苦しんだ上野だが、トルニージョ、ハーフネルソン・スープレックス、フロッグ・スプラッシュなどで応戦。そして坂口のスリーパーは青木から教わった後方に倒れてフォールにいく戦法で阻止。
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