葵わかなと三吉彩花「かわいらしい恋の感じが見えていったら」ミュージカルで女子高生カップル

 


 主演の葵が演じるのはエマ。葵は「複雑な環境に身を置いている役で、当たり前だと思うことを周りに理解してもらうことにすごい苦労している。田舎の女子高生が自分の当たり前を貫くために、どうしたらいいかと成長していく。そうしたエマの強さも表現していきたい」と意気込む。


 パートナーのアリッサを演じる三吉は、「わかなちゃんとは初めてなんですけど、初めて稽古場でお会いした時から、リアクションの感じとか醸し出す感じが似ているなと思っています。周りの方にも2人って違うけどなんか似てるよねって言っていただけるので、エマとアリッサのカップルっぽさが出て来たのかなってすごくうれしいです」


 女子高生のカップル。難しい状況にありながらも「恋路はどんどん進めていきたいというキラキラした部分もある」と、葵は少し難しい表情。それを三吉が引き取って「われわれまだ20代前半なんですけど……落ち着いている(笑)。2人で頑張ってフレッシュさを出していきたい。キラキラしてニコニコして、元気はつらつに! 失われかけていた部分でもありますので、もうちょっと頑張りたい」と意気込み、会場を笑わせた。葵も「エマとアリッサらしい、2人のかわいらしい恋の感じが見えていったらいいな」と話した。


 プロムは卒業パーティーのこと。会見では、「自分だったら参加した?」という質問も。


「行ってないと思います」と、葵。「この作品の主人公なのに申し訳ないんですけど(笑)、華やかな場所が得意じゃなくて学校の行事とかあまり得意じゃなかった。誰かに誘われたら行ってたかもしれないけど、行かなくてもいいかなって思っちゃうかも」


 三吉は「プロムって、映画とか見ていると、男の子が気になる女の子を誘って成立したら行くみたいな印象がありますけど、友達同士で行っても楽しそうかなって。4人とか、6人とかで、ワーッて」。グループ参加に前向きな三吉に、岸谷は「グループ交際つまらない」。