DEEP SQUAD、新曲は待望のバラード「みなさんの心に響くと信じてる」

 


ーーテーマに〈プロポーズ〉を掲げていますが、そこにはどんな想いが込められているのでしょうか?


YUICHIRO:「なばなの里」にあるチャペルから着想しました。ストーリーとしては、不器用な男が幼なじみの女の子とよく遊んでいた場所=「なばなの里」でやっとプロポーズできた、そんな純愛のシーンを思い描きながら歌いました。


DEEP KEISEI(以下、KEISEI):タイトルもいくつか候補はあったんですが、女性に対して寄り添うような男性の謙虚さを表したくて、今回の『あなたが迷わずに』を採用したんです。いい意味で気になると言いますか、シンプルだけど引っかかりのある言葉としても満場一致で決まった感じですね


ーー既発の3曲と制作のしかたで変化した点はありましたか?


比嘉:ここまで3曲のレコーディングを思い出すと、最初は言われた通りがむしゃらに歌っていただけだったと思うんですが、オリジナルメンバーの先輩たちは「思ったことをどんどん話していこう」と言ってくださるので、一緒にコミュニケーションを取りながらいいものを作ろうとする姿勢に変わってきたと思います。ただ歌うだけではなくてちゃんと意味を伝えられるようにというか、この歌の持つ背景を考えながら向き合えるようになってきていると思います。


ーーリリック面でポイントだと思うところがあれば教えていただけますか?


杉山:個人的には、〈何度も何度もシミュレーションしたのに〉というところから、比嘉涼樹の〈情けないよな〉のところまで、男の不器用さやかわいらしさが出た歌詞に共感するというか。相手がいないところでそんなことをやっているのを知ったら、女性はどんなプレゼントよりもキュンとしてしまう気がするんですよね。


比嘉:僕はどこかだけをピックアップするのは難しくて、全体的にドラマのようなリアルさがあると思っています。歌詞を追うだけでもこの曲の主人公がどういう人なのか理解できて、何をしようとしているのかも伝わってくる。目をつむって歌詞を聴いてもらえたら、映像を観ているように情景が浮かんでくるんじゃないかと思います。


宇原:あと、聴く人の中にはまだ結婚やプロポーズが身近ではない人もいると思うんです。だから、今ある自分に合ったシーンに置き換えながら聴いてみてもらえたら、共感できるところが見つかると思います。