「DEAD OR ALIVEトーナメント」出場に向け大﨑一貴、風音が初参戦の強敵を撃破【RISE】

2人のパンチが交錯(撮影・蔦野裕)

伊藤代表「大﨑はほぼ当確。風音はもう1試合見たい」


 3Rは序盤、HIROYUKIが返しの左をクリーンヒット。しかし風音もパンチを出し、HIROYUKIに主導権は渡さない。HIROYUKIは強烈なボディーも、風音はすぐにアッパーで反撃と一進一退の攻防。なんとかダウンを取り返したいHIROYUKIはパンチからスピンキック。風音も打ち返し、2人のパンチが交錯する場面が続く。


 しかしHIROYUKIは最後まで風音を倒すことはできず、2Rのダウンがものをいい、風音が3-0の判定で1年ぶりの復帰戦を勝利で飾った。


 風音は「これっすね。判定やったんですけど、勝つ瞬間を味わいたかった。マイクがまとまらないんですけど、試合がない時期を支えてくれたみんな、応援してくれたみんな、ありがとうございました。感謝しかない。その感謝を返せるのは戦って勝って、結果を残していくしかできないので、それで返させてもらいます。ここから始まったばかり。トーナメントも出たいし、ベルトにも絡ませてもらいたい。そこまでのし上がるんで、よろしくお願いします」と約1年3か月ぶりとなる勝利の味をかみしめた。


 大会後の会見で伊藤代表はトーナメントについて「4人で行うつもり。大﨑についてはほぼ当確。風音はもう1試合見たい。あと3大会でセレクションマッチをやっていきたい」と語った。



第6試合ではバンタム級の実力者。良星が内藤啓人に判定勝ち(撮影・蔦野裕)
「RISE146」(2月23日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント(第8試合)Super fight!スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
○大﨑一貴(OISHI GYM)(判定2-0=29-28、29-29、30-28)一航(新興ムエタイジム)●

◆セミファイナル(第7試合) スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
●HIROYUKI(RIKIX)(判定0-3=28-29、28-30、28-30)風音(TEAM TEPPEN)○

◆第6試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
○良星(Team Bull)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)内藤啓人(BELLWOOD FIGHT TEAM)●

◆第5試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
●竹内皇貴(チームドラゴン)(2R2分54秒、KO)石月祐作(KAGAYAKI)○

◆第4試合 ライト級(-63kg) 3分3R
△山畑雄摩(心将塾)(判定1-1=30-29、29-29、29-30)大石健作(TEAM TEPPEN)△

◆第3試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
●周 葉(TARGET SHIBUYA)(1R1分52秒、KO)都筑海杜(キックボクシングジム3K/and lab)○

◆第2試合 ライト級(-63kg) 3分3R
●久保田有哉(TARGET)(判定0-3=26-30、25-30、25-30)藤井重綺(トイカツ道場)○

◆第1試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
丸穂波 楓(JOKER GYM)(判定0-3=27-30、26-30、26-30)彪司(TEAM TEPPEN)○
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