長州、天龍、武藤、小橋らレジェンドレスラーたちによる一夜限りのゲーム対決。今しかないぞ! 見るなら、今しかないぞ!
本来であれば昨年も11時間テレビは行われ、「TKJP」の激闘が行われるはずだった。しかし、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、「密」を避けるため11時間テレビも例に漏れず不開催となってしまったのだ。ところが、視聴者の熱は収まらなかった。企画・編成を担当するBSフジ編成局編成部企画担当部長・谷口大二氏が答える。
「年1回の『11時間テレビ』および「TKJP」を楽しみにしてくださっている視聴者の皆様から、昨年の不開催を残念に思うメールやお手紙を多数いただき、その反響にお答えするかたちで今回の「脳ベルプロレスリング」を企画しました。コロナ禍ゆえ、「TKJP」は行えませんが、長州力さんをはじめとするレジェンドレスラーの方々に楽しみながら、ゲーム・クイズに挑戦していただくことでお茶の間に笑いとスリルと興奮をお届けできれば」
簡単ではあるが、時系列を整理すると、このような流れの中で『クイズ!脳ベルSHOW特別編 脳ベルプロレスリング』は放送されるにいたる。昨日今日、思い付きで始めた企画ではなく、BSフジとレスラーたちの関係性があるからこその『クイズ!脳ベルSHOW特別編 脳ベルプロレスリング』。『11時間テレビ』が行われなかった昨年は、我々のようなテレビっ子からすれば、いちごの入っていないいちご大福のようなもので、「メールや手紙が多数届いた」のも納得なのである。コロナによる閉塞感に対して、誰もが「もう何年続くか、何年これが!」と不安がよぎる中、「だったらぶち破れよ」と言わんばかりの特別編の開催決定――。“脳ベル革命”と快哉を叫んだのは言うまでもないだろう。
「TKJP」初代チャンピオンである長州力が“TKJPチャンピオンベルト”を賭けて、昨今は長州とともにテレビ番組に登場する機会も増えている武藤敬司とタッグを組み、藤原喜明& 越中詩郎組、天⿓源⼀郎& ⼩橋建太組、蝶野正洋& 船⽊誠勝組を迎え撃つ。その舞台が、『ボードゲーム・ゴブレットゴブラーズ』、『テレビゲーム・ストリートファイターⅡ 』、『駄菓⼦屋のゲーム・ファミリーボール 』、異なる3種のゲームだ。長州・武藤のチャンピオンチームは、果たしてベルトを防衛できるのか? レスラー×ゲーム、禁断の異種格闘技戦の幕が、いま切って落とされる。時は来た、それだけだ。