ゴンナパーと南雲がムエタイvsミャンマーラウェイの異次元対決【3・28 K-1】
リングネームも所属も変更し心機一転、ゴンナパーに挑む南雲
ミャンマーの政情不安をおもんぱかる
かねてからゴンナパーとの対戦を熱望していた南雲はミャンマーラウェイのキャリアがありながら、いまだにK-1ルールに適応できていない自身に対して、ゴンナパーはムエタイの王者からK-1の王者となった。そんなゴンナパーと「拳を交えることでファイターと成長したい」というのが戦いを熱望していた理由だという。
練習環境を八光流柔術に変えたことで「ラウェイのベルトを戴冠できた環境だったり練習内容だったりを思い出して、今取り組んでいます」と、自身の原点にも立ち返ることができた。また、現在のミャンマーはクーデターがあって、政情が不安。そのため「今はミャンマーも大変な状況なので、自分がミャンマーの伝統格闘技を背負って、この命を張らせていただく」と、今回は固い決意をもって試合に臨む。
また「ミャンマーの皆様を思うと、逆に僕が勇気づけられる思いなので、自分の試合を見て勇気を持ってほしいなとは言えません。皆様と一緒に戦う、そんな試合にします」と混乱が続くミャンマーの状況をおもんぱかった。