震災発生からの膨大な取材データから問いかける 「あのとき」と「これから」〈特別企画「震災と未来」展 ―東日本大震災10年 ―〉

　福島第一原子力発電所についての展示では、日本科学未来館の科学的知見と原発を取材し続けてきたNHKのデータを合わせて、何がなぜどのように起きたのか、改めて検証しています。ちなみに、一般的に展覧会というと “モノ”の展示品が多いと思いますが、震災の被害を示す多くの実物は東北各地の伝承施設などでご覧いただけますので、本展では災害を象徴する当時の実物はあえて “津波の黒い水”のみとしています」