首都直下地震をテーマに渋谷区の災害対策を紹介
番組では、内閣府が想定した首都直下地震のシミュレーション映像も紹介。その被害の大きさも訴えながら、渋谷区の被害想定、防災への取り組みなども伝えた。
アーティストのCANDLE JUNEと長谷部健渋谷区長は、新たに作成された渋谷区の来街者向け防災リーフレット〈SHIBUYA OK!? MAP〉を紹介。東日本大震災発生後から支援活動を続け〈SHIBUYA OK!? MAP〉作成にも携わったCANDLE JUNEは「マップには渋谷区の帰宅困難者受け入れ施設と、避難場所の位置情報などが記されています。たくさんあるように思えるが、渋谷区にはたくさん人がいるのでもっと増やさないといけない」とマップがさらなる備えに役立つことを期待。長谷部区長も「観光案内所やお店に置いてもらえれば。複数の言語で書かれているので、海外のお客さんにマップを渡せば避難所の場所を伝えられる」と話した。
2月20日に行われた『Part2〜災害に強いまちへ〜』では東日本大震災を振り返りつつ、渋谷区で行っている災害への備えを紹介。各地避難所を始め、災害対策本部や応急給水施設などの点検や、防災訓練の様子が紹介された他、人口の多い渋谷区では在宅避難が多くなることも想定し、地震が発生してから10日間で渋谷区の全住宅の安全を確認する取り組みが伝えられた。
渋谷防災キャラバンは、公式YouTubeでアーカイブを公開中。