3・14後楽園でUNIVERSAL王座を争う上野勇希と岡田佑介がともに必勝宣言【DDT】
これに対して、岡田は「僕はプロレスが本道とか、DDTは本道じゃないとか、そういうところは何も気にしてないというか。いろんなプロレスがあると思っているし、だから全日本プロレスという団体を飛び出して、DDTさんに上がらせていただいているというのは、そういうところで。自分のプロレスの幅を広げていきたい。僕が思っているプロレスが本道とかじゃなく、自分が思っているプロレスがどれだけ貫き通せるかってことが大事。だから上野選手が思い描いているプロレスと、僕が思い描いているプロレスはたぶん共通点もあるだろうし、違うところもあるだろうし。それがぶつかったときに、勝ったほうが正しいというのも違うかもしれないですけど、勝たないと“自分のプロレスが正しいんだよ”ということも言えない」と話した。
2月28日、後楽園での前哨タッグ戦では丸め込み技のトリコロールで岡田が制したが、岡田は「勝ちはしましたけど、僕は上野選手を研究していますし、上野選手も僕のことを研究していると思う。あの試合の勝つ直前は“やべえな”っていうのをもらったんで。どこかで不意を突いてやろうというのは戦う前からあった。本当は自分のフィニッシュホールドで勝ちたかったんですけど。上野選手の心理を動揺させたかったというか。僕が思っている上野選手のイメージはスーパーヒーローというか、DDTの太陽みたいな存在。誉めるのも嫌なんですけど。自分に持っている自信の堂々さじゃないかと。噛みつくことはさほど言ってないですけど、何か言っても上野選手の持っているもので、僕が心理的に押さえ込みにいけてない。だから、この選手に何を言っても動揺しないだろうと思っていたんで、一本取らないといけない。あの日はたまたま3カウント取れただけだと思っているんで、次はしっかりKO、3カウントで取りたいと思っています」とコメント。