小笠原瑛作が新生KNOCK OUTのメインをKOで締めくくり改めてエース宣言【KNOCK OUT】
カウント中に勝ちを確信した安本はサードロープに上がり勝利をアピール(撮影・蔦野裕)
2020年MVPの安本晴翔がバックスピンキックで鮮烈KO勝ち
セミファイナルでは今年1月に行われた「2020年・年間表彰式」でMVPに輝いた第3代 REBELS-RED フェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)がペットシラー・FURUMURA-GYM(FURUMURA-GYM)を2RKOで破り、連勝を9に伸ばした。
対戦相手のペットシラーは元タイ国プロムエタイ協会スーパーバンタム級王者。現在は佐賀県のFURUMURA-GYMでトレーナーも務めている。新型コロナウイルスによる渡航制限で海外の強豪の来日が難しい中、安本の対戦相手として白羽の矢が立った。
ペットシラーは1R序盤から強烈な左ミドルを放っていく。安本も右ロー、三日月蹴り、右ストレートと放っていく。ペットシラーが左ミドル、左インローを立て続けに放っていくと、安本はその左ミドルに左フックを合わせる。安本は左ミドルから左フックを連打。やや効いたように見えたペットシラーだったが、強烈な右フックを返していく。
2Rもペットシラーの左ミドルの勢いは衰えない。しかし安本も右ロー、ミドルからパンチを放っていく。ペットシラーは前蹴りで牽制し左ロー、そして左ミドル。安本はペットシラーをロープに追い込むと強烈な右のバックスピンキックをボディーにぐさり。
ペットシラーはそのまま立ち上がることができず、安本がKO勝ちを収めた。