3・28後楽園でKO-D無差別級王座を争う秋山準と樋口和貞がピリピリムードでともに勝利宣言【DDT】

随所に厳しい言葉を織り交ぜた秋山

秋山「勝ってリング上で“はい”と言わす」


 すると、すかさず秋山は「これがダメなところ、DDTの。小橋建太が来てどうのこうのとか、ちっちゃいとこでずっとやってるとこうなるんですよ。いろいろ外を見てないから。外見ていろいろやっていれば、いろんな考えが出てくると思うんだけど、DDTの中だけでしかやってないからこういうふうになっちゃう。いろいろ俺が外でやってきたから、そういうのをちゃんと選手権で教えてあげるから。今度オマエ、俺が勝ってリング上で“はい”と言わすから。ちゃんと俺の言うことには“はい”と言えよ、負けたら。オマエが勝ったら俺は何も言わないよ」と語った。


 昨年12月6日、東京・成増アクトホール大会での「D王 GRAND PRIX 2021」公式戦では、樋口がわずか4分3秒で勝っているが、秋山は「勝ちにはこだわりますけど、時間がどうのこうのはそんなないですかね。選手権には選手権の重みもあると思うし。そんなに短時間でどうのこうのとかよしとはしないので。4分でやられたことを、じっくり時間をかけて締め上げてやろうかなと思ってます」と述べ、短時間決着にはこだわらない姿勢を示した。


 会見後のフォトセッションでも、両者は終始ピリピリとした雰囲気で、このままの緊迫感をもってタイトル戦に突入しそうな気配だ。