新星・平良達郎が日本軽量級の実力者・前田吉朗を61秒でスリーパー葬【修斗】
タイトル戦をアピールした平良(撮影・荒木理臣)
試合は1R、キックが交錯し、立ち上がり組み合いとなったときに平良が素早くバックを取ると背に乗り、4の字ロックをがっちり決めるとスリーパーを狙う。腕を持ってなんとかしのぐ前田だったが、平良はグラウンドに引き込みスリーパーホールドで絞め上げると前田が失神。わずか61秒で勝負を決めた。
平良は試合後のマイクで「ここで勝ったらタイトルマッチができると思って挑みました。僕にはもうタイトルマッチしかないと思います。修斗のベルトが獲りたくてアマチュアからやってきました。次、お願いします」とタイトルマッチをアピールした。
修斗のフライ級は扇久保博正(パラエストラ松戸)が今年1月に王座を返上。暫定王者だった福田龍彌(MIBURO)が正規王者となっている。