山崎秀晃が不可思を1RKOし「これがゴールデンフィストだろ!」【3・21 K-1】

不可思(左)の右ローが炸裂(撮影・蔦野裕)

開始早々真っ向打ち合う


 試合は1R開始早々から互いに距離を詰めて向かい合う。不可思がローを出すと、山崎はいきなりバックブロー。まともに食らった不可思は腰を落とすもサードロープでダウンを免れる。その後も山崎はかけ蹴りを繰り出すなどエンジン全開。山崎の左右のパンチに不可思はパンチとローで反撃。


 最後は山崎が巻き込むような右フックから、ローを蹴りにきた不可思のアゴに左のパンチをカウンターで当てると、不可思は脳が揺れたか、一瞬の間があった後に前のめりにダウン。すぐに立ち上がろうとした不可思がバランスを崩したことから、危険とみたレフェリーが試合を止めた。


 山崎は試合後のマイクで「これがK-1だ! これがゴールデンフィストだろ! めっちゃ気持ちいいです。僕があの人にあこがれたように、僕にあこがれてK-1の世界に入って、一人でも子供たちが人生を変えてもらえるようなファイトをどんどんしていけたらと思います」とアピールした。