長谷川博己「やっとキリンがくるんだな」新クラフトビール発表会で感慨
俳優の長谷川博己が23日、都内で行われたキリンの新商品「スプリングバレー発売記念発表会」に登場し、クラフトビールへの思いを語った。
ブランドアンバサダーを務める長谷川は、冒頭で「SPRING VALLEY 芳醇〈496〉」を味わってしみじみ「あ〜うまい!」とひと言。その味を「口の中に広がる麦の旨みと、すごく芳醇なコクを感じるんですけど、後味がスーッときれいでとても飲みやすいです」と表現した。
同商品の新CMにも出演する長谷川は、オファーの感想を「やっとキリンがくるんだな、と思いましたね。ずっと太平の世にくる麒麟を求めていたので、最終回が終わったそのあとでようやくキリンがくるんだなという気がしました」と、大河ドラマ『麒麟がくる』になぞらえて感慨深げ。キリンのマスターブリュワーである田山智広氏を迎えたトークでは、改めてビールが目の前に置かれ、「これを飲みながら解説を聞けるなんて、いいんですか?」と恐縮しつつもおいしそうに喉を鳴らした。構想から10年、製法開発の試験醸造を250回繰り返すなどの誕生秘話を聞きながら「僕もすごくバイター・トリンケン(飲み飽きることのない味わい)を感じましたね」と感心しきり。
その後、田山氏からよりおいしく飲むための“二度注ぎ”を伝授され、実際に長谷川がグラスにビールを注ぐことに。「すごい、手が震える」と緊張しながらも見事なバランスで注ぎ終え、「昔のアルバイト経験が役立ったかもしれません」とほっとした表情に。ひと口味見して「きめ細やかな泡がもっとふわとろになるというか。甘みもあってさらに感動できる感じですね。これは僕もぜひ家でやってみます」とうれしそうに語った。
最後に長谷川は「本当に感動できるクラフトビールです。ぜひ皆さんも手に取って楽しんでいただけたら」と笑顔でアピールした。