元ボクシング王者・京太郎が10年ぶりのK-1参戦。強烈なパンチで実方を粉砕KO【3・28 K-1】
2R、京太郎はこの右フックで実方にKO勝ち(撮影・蔦野裕)
ボクシングでは3つのベルトを獲得
「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)で第2代K-1ヘビー級王者の京太郎(チーム京太郎)が約10年ぶりにK-1復帰を果たした。
京太郎はK-1で日本人初となる重量級の世界王者。2011年にプロボクシングに転向しWBOアジア太平洋ヘビー級、OPBF東洋太平洋ヘビー級、日本ヘビー級の3つのタイトルを獲得した。
戦前、「サンドバッグを蹴ってみたら痛かった」「キックの練習はしていない」「キックを出すかどうかは分からない」などと煙に巻いていた京太郎だったが、1R、いきなりロー、ミドルとキックを繰り出していく。それに実方は“効いてない”の素振り。そして逆に右ローを放っていく。カーフ気味に入る実方のローに京太郎の左足が流れる。実方のローに右ストレートを合わせる京太郎だが、実方も左フックをヒットさせる。京太郎は左インロー、右ミドルを放つが実方の右のカーフにやはり足が流れる。京太郎もカーフを返すが、これは実方がカット。