若松佑弥 対戦相手のマクラーレンは「朝倉海より強くない」【ONE】
「侍魂を見てほしい」
4月7日の「ONE on TNT I」ではアドリアーノ・モラエス(ブラジル)vsとデメトリアス・ジョンソン(米国)のONE世界フライ級タイトルマッチが行われるのだが、「普通に考えたらDJが勝つだろうけど、勝ってほしいのはモラエス。ONEのチャンピオンが世界で通用するというところを見せてほしい」と話し「コロナもあるので、いつ試合が組まれるのか分からない。マクラーレンを倒して、早くタイトルマッチをやりたい」とここで勝利してのタイトル挑戦をアピールした。
若松は3月上旬にトライフォース赤坂に出稽古に行き、RIZIN前バンタム級王者の朝倉海と肌を合わせた。「朝が早く、生活スタイルが異なるので、新鮮な環境でした。それに向けて夜眠れなかったりもした。初めて肌を合わせる選手だし、強いし、そういう意味で試合に近いイメージでできた」と精神的なものはもちろん「技術面でああいうトップ選手に話を聞けて、“ああ、そういう感じのテクニックなんだ”というようなことが身近で聞けたので、次戦に向けてのテクニックが増えたりして、すごく有意義な練習だった」と振り返った。朝倉については「頭がいい知能的なファイターなのかと思う。自分はどちらかと言えば、考えないで戦うタイプ。朝倉選手は試合までにいろいろ決めて戦うような選手なのかなという印象があります」と話し、「(マクラーレンは)朝倉海選手よりは強くないと思う」とマクラーレンとの試合に向け大きな収穫を得たようだ。
今回の大会は米のメジャーリーグやNBAも放送するTNTで放送されるとあって、多くの人に試合が届くことになるのだが「こんな小さいアジア人だが、ファイティングスピリットを感じ取ってもらいたい。アメリカにはないような侍魂を見てほしい」と締めくくった。