初ハードコア戦の乃蒼ヒカリが山下りなの前に玉砕も「世界一のデスマッチファイターになりたい!」【東京女子プロレス】

ラダーを振り回す乃蒼(右)に山下はイスで対抗

オープニングではふだん通りアイドルとして歌を披露


 大会のオープニングでは、ふだん通り、アイドルとして、渡辺、らくと歌を披露した乃蒼は、ハードコア仕様のニューコスチュームで登場。対戦相手の山下は男子選手ともハードコアで戦うなど、この試合形式ではエキスパートだ。


 リング上にはサイリウムが張られたボード、ラダー、イス、凶器が入ったかごが設置された。乃蒼は開始早々、かごに入っていたCDなどをばらまき、その上でローリング・クレイドルを繰り出したが、山下はボディースラムで反撃。5分過ぎ、戦場が場外に移ると、山下はマットをはがしてボディースラム、立てかけたテーブルの上にファイアーサンダーを見舞い、金具を乃蒼の額に突き立てて猛攻。ペースをつかんだ山下はラダー上へのボディースラム、背中へのイス攻撃、投げ捨てジャーマンなどで攻め立てた。15分過ぎ、激しいイスチャンバラから、乃蒼はトラースキック、裏投げ、テーブルの破片での攻撃で逆襲。トップロープに上ると、ゴーグルを装着して、葛西純ばりのパールハーバー・スプラッシュを決めるもカウントは2。ここで反撃に転じた山下は、バックドロップ、ラリアットとたたみかけ、イス盛りの上への豪快なスプラッシュマウンテンをさく裂させて3カウントを奪った。