学校にミネラルウオーターだけの自動販売機!? 教育現場の新しい水分補給とは?
使用中止になった冷水機
その理由を知ってからの行動は早かった。ミネラルウオーターだけの自販機を設置することを決めたのだ。SDGs教育を推進する同校は、同じ自販機を置くなら、それ自体が教育になるものにしたいと考え、SDGsに力を入れるサントリーに、「『サントリー天然水』だけの自販機をウチに置いてくれませんか?」(青田校長)と相談をした。サントリーもぜひ協力をしたいということで、話はとんとん拍子で進んだそうだ。同校の入り口付近に設置された「サントリー天然水」だけの自販機は、いまや同校の“新しい水分補給様式”の象徴となっている。
昨秋以降に設置された自販機だが、冬場でも週200本ペースで売れたという。「週に1回の頻度で投入をしないと間に合わない。夏場は週2〜3回の頻度になるかと思います」とサントリー担当者。「これからも教職員や生徒の皆様に、冷たくておいしいサントリー天然水をお届けできるように頑張ります」と胸を張った。