TOKYO2020アップデート「北朝鮮が不参加表明?」「海外客の受け入れ断念?」
北朝鮮が不参加表明
北朝鮮体育省は4月6日までに、7月に開幕が予定される東京五輪への不参加を北朝鮮五輪委員会が総会で決定したと明らかにした。
新型コロナウイルスの感染拡大を理由に挙げている。
同省のウェブサイト「朝鮮体育」は5日付の発表で、「北朝鮮五輪委は新型コロナウイルスによる世界的な保健上の危機的状況から選手を守るため、五輪に参加しないことを討議、決定した」と表明した。
北朝鮮五輪委の総会は3月25日、テレビ会議方式で開催された。参加者らが「メダル獲得数を持続的に増やし、全国に熱気を高潮させることにより、社会主義建設を力強く後押しすべきだ」などと発言したことが報じられていたが、東京五輪に関する言及は確認されていなかった。
海外客の受け入れ断念
新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が1年延期された東京五輪・パラリンピックで、海外からの観客受け入れを断念することが3月20日、決まった。次の焦点は国内の観客数上限に移る。この日は、国内の観客数の上限について、政府のイベント制限の方針に準じ、4月中に基本的な方向性を示すことを改めて確認した。