長瀬館長がアセシノを破り、伝統あるUWA世界ライト級王座8度目の防衛に成功「ベルトの歴史を認識して、軌跡をつなげていきたい」
アセシノの腕を極めにいく長瀬館長
「ザ・ブルー・シャーク自主興行」で防衛戦開催
伝統あるUWA世界ライト級王座を保持する長瀬館長(ファイト・オブ・ザ・リング=FOTR=代表)が4月11日、東京・北沢タウンホールで開催された「ザ・ブルー・シャーク自主興行」でのFOTR提供試合で“謎のマスクマン”アセシノの挑戦を退け、8度目の防衛に成功した。
長瀬が主宰するFOTRは新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑みて、興行活動を自粛しており、同王座の防衛戦は2019年9月19日、東京・新宿FACE(TCW興行)でのジェイソン・ザ・ゴルドー戦以来、1年7カ月ぶりとなった。
スペイン語で“暗殺者”との意味があるアセシノは国籍など一切不明で、同年9月の「フィエスタ・メヒカーナ」で日本マットに初登場。その後はFOTRを中心にファイトしてきたラフファイターだ。
試合の序盤はアセシノ持ち前のラフ殺法、ジャベ(関節技)に苦しめられた長瀬だが、得意の打撃技でしのぎ、最後はジャーマン・スープレックス・ホールドをガッチリ決めて3カウント。7分17秒、体固めで勝利を収めた。