GENERATIONS 関口メンディーの「メンディーのコラムンディー」第28回 論破の話
どうも皆さん、久しく口喧嘩していないメンディーです。
そんな僕から今日は”論破”の話をしたいと思います。その前にまず「論破」ってなんかカッコイイですよね。画数も多いし、前に絶対とか付けたら「絶対論破」といった具合に必殺技みたいで。「領域展開〜絶対論破〜」こんな技出されたら誰も勝てないしゲーム終了です。
言葉も強いし、相手を言葉で玉砕した感じが、いいですよね。
意見が分かれたりしたときも「これはこうこうこうだからこう!」って言ってぐうの音も出ない相手。はい論破完了。気持ちいですよね。
ただ最近僕は論破はしないようにしています。いくつか理由はあるのですが、大きな理由としては”結果的に相手が論破仕返しにやってくる可能性が高い”からです。
テレビなどでエンターテイメントとして論破している場面は別として、普段からそれをやっていると仕返しされて結果的に自分が嫌な気持ちになったり、損をする事が多い気がします。
「無敵は敵がいないから無敵なんだ」。これは以前番組でご一緒させて頂いた武田鉄矢さんがおっしゃっていて、なるほどな!となったのですが、強いから無敵な訳ではなくて、敵がいないから無敵なのです。
敵を作らない努力。
これは敵を作らないために八方美人を通すとかそういう事ではなくて、今回の論破のケースでいくと、論破ではなく寄り添い理解するように努力するまたは逃げ道を用意してあげるということです。
理解に努めることで相手も人間ですから、心を開いてくれたりする事もたくさんありますし、そこから自分をより応援してくれる存在になるかも知れない。
そういった可能性を相手が秘めているということ、そう秘メンディー!!!!しているということを僕もまだまだ未熟ですが、意識しながら生活しておりますというお話でした。
皆さんも論破、ヤメンディーしてみませんか?
※GENERATIONS 関口メンディーの「メンディーのコラムンディー」は、毎月第1・第3木曜更新予定