那須川天心に敗れた志朗が再起戦でスーパーフライ級王者の大﨑一貴と対戦【5・15 RISE】
那須川天心に敗戦後、新たな目標を設定した志朗
対する志朗は「このタイミングで53kgのチャンピオンの大﨑選手と戦うことになるとは思っていなかったので、すごい楽しみ。RISEの53kgで一番勢いがあると言っても過言ではない選手だと思うが、しっかり研究して作戦をしっかり考えていけば、勝てる相手だと思っている。今回、勝てばノンタイトルではあるが、53、55、57kgのチャンピオンに勝ったことになるので、それは成し遂げたいと思っている」と語った。志朗はこれまで−55kg王者の鈴木真彦、−57kg王者の工藤政英に勝利を収めている。
また「多分、自分たちの試合がメインだと思うので、勝利者賞みたいなものがあれば僕も大崎選手もモチベーションが上がると思うので、よろしくお願いします」と要望を口にした。
志朗が敗れた那須川は先日、来年3月をもってボクシングに転向することを正式発表。残された試合数は2~4試合となり、打倒・天心の可能性がほぼなくなった。大きな目標がなくなったなかでのモチベーションの維持については「この前の那須川天心戦で弱い部分も見つかったし、弱点も分かったし、伸びしろがあることも分かった。ではどうするかとなったときに、みんなが見た時に“今の志朗だったら那須川天心に勝てる”と言われるようなところまで自分をもっていかないと駄目かなと。そこまで自分のレベルを上げることにモチベーションを持っている」と自分を高めることで周囲に強さを納得させることに目標を置いた。