壬生狼一輝ら8選手が参加の「バンタム級日本最強決定トーナメント」開催【5・23 K-1】

橋本と鵜澤が一触即発

「未来のスターの青田買い」については「大田区大会は若い、今後のK-1を担っていく選手たちが中心の大会となる。知名度や人気はまだないかもしれないが、今後必ず未来のK-1を担っていく可能性を持った選手だと思っている。そういった選手たちの戦いをいち早くファンの方にはお届けしたいと思う」などと説明した。

　そしてこの3つのコンセプトを最も体現する形として「バンタム級日本最強決定トーナメント」を開催することを発表した。

　トーナメントにはKrushバンタム級王者の壬生狼一輝（力道場静岡）から今回がプロデビュー戦となる大村修輝（ POWER OF DREAM）までさまざまなキャリアの8人が参加。平均年齢は20.75歳というフレッシュなものとなった。

　1回戦は（1）橋本実生vs大村修輝、（2）壬生狼vs野田蒼、（3）松本日向vs鵜澤悠也、（4）黒田斗真vs池田幸司の組み合わせで行われ、準決勝は（1）と（2）の勝者、（3）と（4）の勝者で行われる。

　会見では壬生狼がいつもの大仁田節を見せるも隣に座る橋本と松本はにこりともせず無表情を貫いたが、対戦相手の野田は笑いをこらえきれず「あのキャラはすごい好きです」とポロリ。

　また鵜澤が「松本選手より橋本実生をぶっ倒したいと思っていた。格闘代理戦争でも目立っていたし、シンデレラボーイかチェリーボーイか分からないが、ちやほやされてるなと思っていた」という発言に橋本が「気安く呼ぶな。しばくぞ」と突っかかり険悪なムードが漂うなど早くも臨戦態勢にあることをうかがわせた。