両親から送られた言葉を胸に小林愛三が田渕涼香にリベンジ果たす【4・17 RISE】
小林の左ハイキック(撮影・蔦野裕)
昨年12月の初対戦は田渕が判定勝ち
「RISE148」(4月17日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ」で暫定王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)が田渕涼香(拳聖塾)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。
2人は昨年12月18日に対戦し、田渕がダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収めている。その日、小林は陣内まどかと「RISE QUEENフライ級(-52kg)王座決定トーナメント」の決勝戦を行う予定だったが、陣内が練習中に右膝半月板損傷の怪我を負い欠場。小林は試合前に暫定王者に認定されたのだが、そのうえでの敗戦とあって、しばらく田渕の幻影に悩まされたという。今回は必勝を期しての試合となった。
小林は1Rからプレッシャーをかけつつも決して深追いはせず、ローを飛ばしていく。田渕はスイッチを繰り返し攻撃の機会をうかがうが、小林はジャブ、ローキックで距離を巧みに調整。田渕に攻撃の糸口をつかませない。