松岡力が加藤虎於奈からダウンを奪っての判定勝ちで王座獲得【Krush.124】
判定で松岡力(右)が勝利を収めた (撮影・蔦野裕)
昨年11月の対戦では加藤が反則勝ち
「Krush.124」(4月23日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第2試合で行われた「Krushウェルター級タイトルマッチ」で王者・加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)に松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)が挑戦。松岡が2Rにダウンを奪ったうえで3-0の判定で勝利を収め第9代王者に就いた。
2人は昨年11月に、次期挑戦者決定戦の意味合いもあった試合で対戦。2Rに加藤が2つのダウンを奪った後に松岡がヒザ蹴りでダウンを取り返したが、この時の攻撃がK-1ジャパングループでは禁止されている両手で相手をつかんでのものだったことからダウンにはならず。そしてこの攻撃で加藤が試合続行不可能となり、試合は加藤の反則勝ちとなった。加藤は1月に山際和希から王座を奪った後のマイクで次の挑戦者に松岡を指名。今回の決着戦となる再戦が実現した。