男性26歳「今付き合っているような女性は、どんなに好きと伝えたりしても、一生振り向いてくれることはないのでしょうか?」【黒田勇樹のHP人生相談 124人目】

【黒田勇樹】同じ相談を“わかりやすく”書き直して、送ってみて。

 うーん! せっかく久しぶりの人生相談。いい感じで終わらせたかったのですが…

 怪文書!!

 せっかく送って頂いた相談に、イキナリこんなことを言って申し訳ないですが…

 怪文書!!!

 今回の返答は一旦“国語の授業”をします。

「交際未経験故に、恋愛とはどういうものなのかよくわかっていない~」の直後に「5歳年下の彼女がいます」!

 どういうこと!? 俺は仕事だから、一生懸命読むので、なんとなく理解できますが、相手が相手なら
「ユニコーンを見たことがありません」の直後に「ユニコーンを飼ってます」って言われるぐらいの衝撃ですよ!?

 この矛盾の意味が分かりますかね?

「カレーってどうやって作るんですか?」「得意料理はカレーです」みたいな!

 多分「“恋愛経験”のくだりを、過去形にし忘れた」が正解だと思いますが、読む人によっては 
 相談者さんが現在進行形で「経験がない」と書いてしまってるので「彼女はいるけど、その人と恋愛関係ではない」という読み取り方も出来てしまいます。

「お前に伝わってるなら、早く答えろよ」と、思うかもしれませんが、ぶっちゃけ僕は
「そういう語彙力だから“彼女とのコミュニケーション”が、上手くいっておらず、相談内容の問題が起きてるんじゃないか」と、推測しています。

 今回はアドバイスの前に“トレーニング”!

 今回の質問を、自分で何度も推敲(こういうのも、意味が分からなかったら必死に辞書やサーチエンジンで検索して調べること!)してもう1回、同じ相談を“わかりやすく”書き直して、送ってみて。

 夏目漱石も「長い手紙は簡単で、短い手紙の方が難しい」みたいなこと言ってたぜ。

 恋愛の要は“コミュニケーション”だから!ちょっとそこを考えてみて下さい。

 アドバイスは、それからだ!

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黒田勇樹(くろだ・ゆうき)
1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として舞台やドラマ、映画、CMなどで活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともにTBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にて日本アカデミー賞新人男優賞やキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパーメディアフリーター」と名乗り、ネットを中心に活動を始めるが2014年に「俳優復帰」を宣言し、小劇場を中心に精力的に活動を再開。
2016年に監督映画「恐怖!セミ男」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。
現在は、映画やドラマ監督、舞台の脚本演出など幅広く活動中。

公式サイト:黒田運送(株)
Twitterアカウント:@yuukikuroda23
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