DDT16年ぶりに開催のタッグリーグ戦に向け5チームが気炎! 準烈・秋山準「タッグには自信がある。優勝を狙いたい」

タッグリーグ戦に参戦する5チーム

前タッグ王者の樋口「優勝すれば一番強いチームという証明になる」

 パートナーのクリスは「我々が唯一正式なタッグチームじゃない。さまざまなユニットで、結果を出していくということに長けていると言いたいところだが、2人揃って会見場に出てくることもままならなかった。他のチームから見ると、マークされているのか分からないけど、ホンダさんの横にいるだけでスピリチュアルな気分になる。リーグ戦を楽しみにしてる」と語った。

 初対決となる本多の印象を問われた秋山は「見ての通りだと思います。つかみどころがない。リングに出てきてコケた瞬間、俺のヒザが飛ぶから注意してください」と忠告。

 これに対し、本多は「コケた瞬間にヒザが飛んできたらえらいことだね。天使の翼をもぐようなことをする方だったとは。会見を盛り上げるリップサービスだと思うんで。相手がどんなことをやろうと、様子を見るインド洋のような懐の深さがあると思うんで。逆に私のヒザを心配してくれてるんじゃないかと」と返した。

 質疑応答で「気になるチームは?」と聞かれた各軍は、坂口が「しいて言えば、本多選手なんですけど。今日遅刻してコケた上に言ってることがちっとも面白くない」、大石が「全部のチームなんですけど、我々がとりあえず乗り越えなきゃいけないのは初戦のクリス、本多。1勝して突破していかないと」、勝俣が「全チーム色が違う。初戦のダムネーション。佐々木さんが竹下しか見てないようなので、その隙を狙いたい」、火野が「みんなが気になるんですけど。シングルでこのなかに負けた人がいるんですよ。秋山さんに。タッグですけど、取り返したいなってのはある。今日の会見で一番面白かったのはアントンやし、どっちやろ? アントンかな」、クリスは「強敵揃いで誰に注目して、誰を警戒するかは非常に難しい。ただカツマタは確実に勝てる相手なので、そういう意味では注目しています」と、それぞれコメントした。

 4月11日の後楽園大会まで、KO-Dタッグ王座を保持していた樋口、坂口組にとって、タッグリーグ戦はベルト奪還に向けた好機となるが、樋口は「優勝すれば一番強いチームという証明になるし、見えてくるものがあると思う」、坂口は「勝ってばかりじゃ得るものがないし、負けたほうが得るものが多いとも言える。優勝して、ピッサリをやっつけてやりたい」と話した。

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