乃蒼ヒカリが卒業した汐凛セナに捧ぐIP王座戴冠【東京女子プロレス】

フィニッシュはブリザード・スープレックス・ホールド

「私の色に染められるようなチャンピオンになりたい」

 バックステージで乃蒼は「ハードコア(山下りな戦)も負けて、前回の後楽園(4・17)の山下実優選手とのシングルも負けて。結果が残せてなかったなかでタイトルマッチを組んでもらって。正直言うと汐凛が卒業したときに、私も一緒にやめようかなって思って、いろんな人に相談してたんですけど。でも汐凛が“乃蒼さんのベルト姿が見たい”って言ってくれて。チャンピオンになったんですけど、私は世界一のデスマッチクイーンになりたいので。IPのこのベルトを獲ったことは、世界一のデスマッチクイーンになる二歩目なのかなって思ってて。でも、このベルトはハードコアでもデスマッチでもなくて。私もそういう夢を叶えたので、何かやりたい子がいれば、私を踏み台にしてでも。踏み台になるつもりはないけど、そういう勢いで挑戦してくれる子が出てきたらいいなって思ってます。かみーゆ(上福)さんの色じゃない、乃蒼ヒカリの色に染められるようなチャンピオンになりたいです」と喜びのコメント。