大仁田厚が新団体FMWEを7月4日に鶴見で旗揚げ。爆破に特化し全世界に向けネット配信へ

新団体はジェンダー平等「昔みたいに“女子がやっちゃいけない”という時代じゃない」

　名称について、大仁田は「外国人に聞くと、FMWはブランドなんです。FMWというロゴを使って発信したほうが世界の人も分かりやすい」と説明。参戦選手に関しては「多方面に戦いを挑んでいこうと。拒否する団体もあるかもしれないし、拒否しない団体もあると思う。上がりたいヤツは上がれ。ハードコア好きなヤツは上がれ。プロレスに定義はない。何がストロングスタイルなのか、何が普通のプロレスなのか。お客さんがアリーナに来てくれて、熱狂してくれて、楽しんでくれる。それを提供するプロレスをしたい」と発言した。

　さらに大仁田は「新しいタレントを発掘したい。AEWの女子の試合で大流血して戦って世界中で絶賛された選手がいた。女子、男子の隔たりはない。一昨年だったか『レッスルマニア』でメインを取ったのが女子ですから。昔みたいに“女子がやっちゃいけない”という時代じゃない。どんどんハードコアの神髄を極めたい」と話し、性別の垣根を取り払う意向だ。

　最後に大仁田は「今新しい会社を立てようとか、尻込みする。コロナに負けたってしょうがない。前に進もうよ。みなさんが求めるものを提供していく。こんな時代だから一歩進もう、負けちゃいけない。原点回帰、パワーを感じてもらったら。7月4日にしたのは、米国の独立記念日だから」とコメントした。

　なお、旗揚げ戦のチケットは会場での観戦チケットはもちろん、ライブ配信チケット（1000円）も発売する。詳細は「FMWE公式サイト」（ http://fmw-e.com/post-76/ ）から。