第2代クルーザー級王者決定トーナメント開催。準決勝は杉本vs谷川、RUI vs サッタリ【Krush.127】

谷川は“K-1の横綱”への第一歩

　4者の中の星取りについては、谷川は昨年、サッタリにKO負けも今年3月の「K’FESTA.4 Day.1」でRUIに判定勝ち、杉本は2017年とやや前の対戦ではあるが、RUIのK-1ジャパングループ参戦初戦の相手を務めKO勝ちを収めている。その後、頭角を現したRUIは前回のトーナメントで決勝に進出。優勝候補の筆頭に挙げられてもおかしくないのだが、現在、ANIMAL☆KOJI、そして谷川に連敗中で逆に崖っぷちと複雑な対戦模様となっている。

　その中で優勝候補と目されているのが谷川、加藤に連続KO勝ち中のサッタリだ。

　この日の会見には4選手が登壇。そのサッタリは「自分はより強くなるために毎日練習を積み重ねている。今回このようなトーナメントに参加することができてうれしく思っている。これはK-1のベルトを獲るためにもいいスタートだと思っている」とベルト獲得へ意欲を見せた。

　RUIは「1回戦からいきなり優勝候補。この1回戦が事実上の決勝戦だと自分では思っている。これを勝てば波に乗れると思う。第2代のベルトは必ず獲る」と必勝態勢で再起戦へ臨む。

　谷川は「K-1の横綱、谷川聖哉です。ここはゴールではないので、ベルトを獲って、次のステップに勝ち進んでいきたい」とこちらもサッタリ同様、より上を目指す意欲を見せる。

　杉本は「クルーザー級のトーナメントは2回目。4人の中では一番実績とトーナメントの経験もあるので、ここは自分が獲りたいと思っている」と前回の雪辱を誓った。