結成から12年! 個性派俳優が集う劇団EXILE 過去の秘話から未来図までを小澤雄太&八木将康が語る

八木将康(撮影・堀田真央人、ヘアメイク・KOHEY、スタイリスト・菊池大和(Rising Sun))  八木将康 衣装:シャツ 5万3900円、パンツ 5万7200円 OVERCOAT (大丸製作所2)、ニット 2万3100円 CULLNI (Sian PR)、他 スタイリスト私物

お互いに明かす素顔…小澤雄太は兄貴肌、八木将康はこだわり派

 個性豊かな面々がソロ活動で活躍しつつ、劇団として1つの舞台をチーム全力で作り上げる。そんな彼らがお互いに明かす普段の素顔とは?

小澤「将康はのほほんとしているんですけど、自分のこととなるとものすごく几帳面なんです。例えば服をたたむときも幅がぴったり合うようにするし、置くときも下の服と1ミリもズレないように置く、という。そのこだわりを芝居のときに出されると面倒くさいと思う反面、舞台上でどう見えるかという視点はとても重要だし、受けとめるこちらももっとこだわろうと思う。普段とのギャップもさることながら、そういう几帳面さをうまく芝居に生かしていくのが、にくいですね(笑)」

八木「小澤さんは兄貴肌。僕はおそらく一番、芝居のことを小澤さんに教えていただいていると思います。すごく熱心に教えてくれるし引っ張ってくれる、頼れる先輩です。『THE面接』という舞台のとき、僕は本当に苦労していて、僕の稽古だけでほぼ1日使ってしまったことがあって。そのときも小澤さんが“もう少し力を抜いて、視野を広げて周りを見てごらん”と言ってくれたんです。具体的なアドバイスだけでなく、そういうメンタル的なケアも上手いんです(笑)」

小澤「なんか気恥ずかしいな(笑)」

八木「あと、すごいなと思うのが顔の広さ。どこに行っても“小澤さんの後輩ですよね”と言われるんです。先日も小澤さんと歩いていたら数百メートルごとに“おお、雄太!”って声をかけられて…そんなに知り合いがいますか、と(笑)。どこに行っても愛される人間性にも、リスペクトしています」