史上最大の地球キャンペーン 「脱炭マン」になろう!【寺尾聖一郎の「SDGsなライフシフト」】

温暖化すると北極の氷が溶ける。 そうすると、どうなる?

  北極なんてはるか先の氷が溶ける出来事を自分ごとにするイメージはつきづらい。でも仮に氷がとけて、1メートル海面が上昇すると砂浜の9割以上が失われていく。地球はつながっているわけだから北極の氷が溶ける=我々の生活ができなくなる。わけである。


気温の上昇で自然災害が多発

 大型台風の通過による被害で、農作物の不足などが起きるが、 これが世界規模になると飢餓に陥る人も増えていく。また、食料不足による栄養不良や、免疫低下による地域によっては不衛生な環境となり、病気が蔓延することもあり得る。


脱炭素の実現にかかる費用は8500兆円!

 日米欧と中国の4地域だけでも2050年までに必要な投資が8500兆円に及ぶとの試算がある。時間がなくて金がかかるマストキャンペーンなのである。

 

(出典:全国地球温暖化防止活動推進センター「1-6 海面上昇の影響について」,2010)(出典:環境省「温暖化から日本を守る 適応への挑戦」)


世界的企業も次々に追いやられている。

 アメリカではエクソンモービル社の取締役に温室効果ガスの削減計画に異論をとなえていた「物言う株主」から2名が就任したというニュースも入ってきた。また、ヨーロッパでもロイヤダッチシェル社に対して2030年までに二酸化炭素排出量を2019年比で45%削減を裁判で命じている。

 つまり、待ったなしで企業経営側も明確なゴールを出さざる得ない状況なのである。

 世界のエネルギー企業は脱炭素を求められる圧力はさらに強まる傾向にあり、企業は脱炭素をおろそかにしたり、先送りしていると大変なことが起きてしまう状況が目の前に来てしまっているのだ。


最大のCO2排出マシンは車社会

 超加速する海外のEV自動車産業にまたしても置いてきぼりの日本。車社会も急速にEV化をすすめないといけない。そんな中、日本は極めて遅れているEVカー市場なのである。ヨーロッパでは自動車市場の約8%をEVが占めていて、テスラが世界の自動車市場に旋風を巻き起こし、中国もEV市場が急成長する中、日本のEV市場シェアは今だに1%以下。

 日本車さん! ぜひともがんばって巻き返してほしい!!!

出展 JCCCA https://www.jccca.org/faq/15936


しつこいようだがもう一度記載! 
脱炭マンになるための6つの脱炭素生活(即実行できるとこから)

史上最大の地球キャンペーンはすべての人に参加義務があると思うので、どうか以下の6つの提言のどれか1つからでも初めてみてはどうだろう。言うのは簡単だが、実際行動するのはそれなりにエネルギーがいるけど、今こそみんなが始めないと意味がないので再記しておく。

選挙行くことと同じくらい、脱炭素することは我々にとってとても重要なことだと思う。あと30年みんなで本気出そう!!

■プロフィール
寺尾聖一郎(てらおせいいちろう)ソーシャルコンテンツプロデューサー
1964年 東京都生まれ。(株)リレーションズ代表取締役
エンタテインメント&コンテンツビジネスを中心に31年間勤務した大手広告代理店を2020年に早期退職。自らパーソナルトランスフォーメーション(PX)を志し、人生100年時代のセカンドライフを実践挑戦中。”アイデアで世界を繋ぐ”をコンセプトにしたクリエーティブ&㏚会社(株)リレーションズを設立。東京浜松町に2020年8月に開業したダイアログミュージアム”対話の森”や、ダイアログインザダーク,ダイアログサイレンスなどのPR&企画プロデュースなどを手掛けている。趣味は料理(調理師)、テニス、防災キャンプ。
資格:障がい者スポーツ指導員、准認定ファンドレイザー行政書士、宅建、調理士
NPO法人LWC理事「クイズに答えてお米を寄付するサイトハッピーライスの運営」
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公式サイト:relationsholdings.com
Twitterアカウント:@soukitaisyokuT 

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