鏡の中の宇多田ヒカルになりきれる!銀座ソニービルで宇多田ヒカル『PINK BLOOD EXHIBITION』開催
真っ暗な水面に横たわるシーンで着用したラバー素材のドレス
ジャケット写真の真っ暗な水面に横たわるシーンで着用したのは、ハードな黒のラバー素材のドレス。生命の力強さやうねりを表現するために、周囲の女性役も含むすべての衣装がラバー素材で製作されたという。植栽の中に佇むドレスは、蜘蛛の巣のようなオリジナル生地に、実際の植物を10層以上重ねて製作。自然に還るような世界観を表現したといい、その荘厳な美しさには思わず息を飲むだろう。
会場奥では『PINK BLOOD』MVが大画面で流れ、その世界観に没入しながら映像が鑑賞できる。最後にぜひ体験してもらいたいのが、幾重にも連なる宇多田の姿が印象的なアーティスト写真と同じように撮影できるフォトブース。プロの撮影技を垣間見られるとあって、恥ずかしながら記者も挑戦してみた。宇多田と同じポーズを取るには右手を左肩にかけ、右腕を左手で掴み、顔は右手に向けつつ左上を見るといいらしい。スタッフの方のアドバイスに従い、半信半疑でポーズを取ってハイチーズ! 撮影した写真はあとで携帯電話に転送してくれる。モデルの問題もあって宇多田ヒカルと同じとは言い難いが、出来上がりには一定の満足感が得られた。
入場は事前予約制で、オンラインチケット販売サービス「Peatix」から申し込み(1人1回、2枚まで予約可)。宇多田ヒカルの新曲『PINK BLOOD』の世界観が体験できる期間限定展示『宇多田ヒカル「PINK BLOOD」EXHIBITION』は「Ginza Sony Park」にて18日まで。
会場奥では『PINK BLOOD』MVが大画面で視聴できる