ブラサカ日本代表、国際大会で自己最高の準優勝!Twitterではトレンド入り
主将の川村怜。©︎JBFA/H.Wanibe
カギはシュートの決定力
一方で、監督・選手らが課題に挙げていたのが、攻撃力だ。高田監督は「フィニッシュの決定力ですね。前半のうち1点入っていれば、また違ったかな。惜しいゲームでした」とした上で、「でも、狙っているところは間違いないと分かったので良かった」と、手応えも口にした。
主将の川村怜は「シュート精度を上げていくところは課題。以前と比べても、どの国相手でもタフな戦いができたんじゃないかなと思う。でも、その精度を上げていかないと、世界トップには勝てないということを実感した。残り3ヶ月、さらに高めていきたい」と、パラリンピックの舞台へ意気込んだ。
ブラインドサッカーは2000年のアテネ大会でパラリンピック正式競技になって以降、アジア枠の1を巡って熾烈な戦いを繰り広げてきた。2012年ロンドン大会からは2枠に増えてチャンスが増えたものの、強豪のイランと中国の壁に阻まれ、ロンドン、リオと出場機会を逃してきた。東京大会では開催国枠で出場が決定しているため、初出場で初のメダル獲得が期待されている。