朝倉海「大晦日より確実に強くなってきた」、渡部修斗「カーフキック出すかも」【RIZIN.28】
「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)に出場する選手のオンライン個別インタビューが6月11日開催された。
今大会では「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」の1回戦、東京ラウンドの4試合が行われる。
前バンタム級王者で優勝候補の一角である朝倉海(トライフォース赤坂)は渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)と対戦する。
朝倉はインタビューでは「いよいよという感じ。初めて東京ドームで試合ができるのですごく楽しみにしています」とリラックスした表情を見せた。
渡部については「極める力をすごく持っている選手で、自分の得意な場面になるとすごく強い選手という印象」と評価しつつも「僕の得意な部分で戦う時間が来るんじゃないかと思います」「得意な部分がはっきりとわかれているので、お互い一番強いところで戦いたいのは間違いないんじゃないかと思います」などと試合展開を予想した。
昨年大晦日に堀口恭司に敗れて以来の再起戦になるが「どれが一番変化したかは分からないんですけど、レスリングを宮田(和幸)さんに教えてもらったりして、時間を増やしたので、組みの部分で自信がついている。そこを今回の試合で見せたい」「自信はある。怪我からの復帰でどこまで戻せてるかという人がいるが、大晦日より確実に強くなって帰ってきたんで、そこはしっかり見せたい」などと自信を見せた。
勝敗予想では朝倉が圧倒しているのだが「油断は全くしていないですし、周りの評価というか、周りが僕が勝つといっていることもあって、僕にとっては負けたらリスクの高い試合。その分、油断もできないし、勝つために追い込んできました」と油断はない。
また堀口へのリベンジについては「やっぱり常々言っているんですが、目標は世界でチャンピオンになること。堀口選手に勝つことが目標ではない。それを考えたときに一番近い道をいきたい。その途中にリベンジがあるなら、やらない理由はないと思っています」と語った。