浦川翔平『BUZZらないとイヤー!』 第5回 スモールワールズ TOKYOのバズリを探れ!<後編>
浦川:見たことがある景色!
近藤社長:『エヴァンゲリオン第3新東京市』エリアです。旧市街地も再現しています。綾波レイや葛城ミサトが住む団地、碇シンジや綾波レイが通う中学校や、印象的なシーンの場所もたくさんありますよ。あ、自転車が来ますね。
浦川:ペダルをこぐ動きがすごく細かいですね。こんなに小さいのに、本当にこいでいるみたいですよ。
近藤社長:このエリアの一番人気の仕掛けってどれだと思いますか?
浦川:何だろう。すごいたくさんボタンがあるからなあ……
近藤社長:実はこれ「ニワトリ」。押すとエサを食べます。とはいえ、最大の見どころはやっぱり第3東京市が昇降するところです。奥の少し下がったところに街があります。
浦川:日が暮れてきて、いい感じの夜景ですね。遠くのビルとか。僕、夜景が大好きなんですよ。
近藤社長:ちょっと違う視点で見てみましょうか。通常の見学ルートとは別に、バックヤードツアーというのがあって、裏側に入れるんです。暗いですから足もと気を付けてくださいね。
浦川:こんなところに入れちゃう……し、すごい。
近藤社長:ここで見られるのは「ヤシマ作戦」の視点での第3新東京市です。第3新東京市は、金時山の展望台と「ヤシマ作戦」のときがきれいに見られると言われています。
浦川:ここからの夜景もいいですし……上ばっかり見てましたけど、下は配線がたくさんありますね(笑)。これはライブツアーの裏側を見てるみたい。1個故障すると大変なことになりますね。表に見えない努力だ。
近藤社長:ステージで使うようなものと似ていて、ユニットに分けると、2トントラックに載せられます。この第3新東京市は3日で全部移動ができます。
浦川:ということは、どこかに移動するんですか?
近藤社長:はい。コロナがなかったら、今頃このエリアは沖縄にあるはずで、ここにはまた『エヴァンゲリオン』の次の街ができている予定でした。こう言ってはですがコロナのおかげで今もここにあるんです。スモールワールズ TOKYOではここで展示したものが、沖縄、中国、さらにまた別のところへと移っていくプランなんです。
浦川:日本を飛び越えちゃうんですね。
近藤社長:映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のために制作された「第3村」のミニチュアセットも展示しています。映画を作る際に、このセットの写真を撮ってアニメーションの構図の参考にしたんだそうです。期間限定で公開しています。NHKの庵野監督のドキュメンタリーでも話題になったので、ファンの方もたくさんいらっしゃっています。でも一番盛り上がってたのはスモールワールズ TOKYOの関係者でしたけどね、こんなの作ってたんだって。
TOKYO HEADLINE:THE RAMPAGEもライブの準備段階で模型を作ったりするのですか?
浦川:僕らはないですが、LDHの先輩のライブの準備段階であったというのは聞いたことがあります !