皇治「他の人たちは脇役。なんとも思っていない」と優勝に絶対の自信【RIZIN.29】
強烈な左ミドル
ムエタイ特訓で「ハングリー精神を取り戻した」
1回戦で対戦する梅野源治(PHOENIX)は“日本ムエタイ界の至宝”と呼ばれる国内トップのムエタイファイターとあって、ウィラサクレック会長との練習は対梅野に直結するもの。皇治は「全部。15年格闘技をやってきたがムエタイはしたことがなかった。キックボクシング、K-1スタイルでやってきたので、ムエタイは必要ないと思っていた。でも練習して、ムエタイの強さを知ったし、体幹が強くなった。そしてハングリー精神を取り戻した。ウィラサクレック会長の所に行かせてもらって、日本で成功して、タイにいる家族を幸せにしたいというタイ人選手の姿勢を見て、自分も浮かれていたなと、ハングリー精神を取り戻した」と技術的なものはもちろん、メンタル的に得たものも大きかったよう。梅野戦については「自分はなんやかんやいって持ってる。彼がやられに来てくれた」と話したうえで「梅野選手との試合というより、今回は優勝しか見ていない。RIZINで何もできていないと思っている。RIZINファンやMMAファンにキックボクシングを認めてもらいたいし、“皇治おもろいやん”と思わすために戦おうと思っている。他の人たちは脇役。なんとも思っていない」などと優勝に絶対の自信を見せた。