次期エース候補・笠原弘希がKNOCK OUTからの第2の刺客・古村匡平に競り勝つ【シュートボクシング】

古村(左)の左ハイキック(撮影・小黒冴夏)

前戦ではKNOCK OUT王者スアレックにTKO勝ち

 シュートボクシング(SB)の東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2021 act.3」(6月20日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでSB日本スーパーフェザー級王者の笠原弘希(シーザージム)がKNOCK OUTからの第2の刺客・古村匡平(FURUMURA-GYM)を3-0の判定で下した。

 笠原はSB日本フェザー級とスーパーフェザー級の二階級制覇を成し遂げ、SBの次期エースと目される存在。今年2月にはKNOCK OUTーREDスーパーライト級王者スアレック・ルークカムイにTKO勝ちを収めている。

 古村は現在、KNOCK OUTを主戦場にし、5月のKNOCK OUTでは麻火佑太郎に判定勝利を収め、バズーカ巧樹の持つKNOCK OUT-BLACKライト級王座への挑戦をアピールしたばかり。今回はそこに向けて大きくアピールするチャンスとなる試合だった。

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