【インタビュー】LDHの新しいガールズグループ、iScream！キレキレのダンスと歌で世界を目指す！

－－それでは、デビューの作品となる、EP『Maybe…YES EP』について聞かせてください。

RUI：このEPには4曲が収録されているんですが、それぞれ雰囲気や曲調が違うので、iScreamのタイプが違う４つの良いところをお見せできる作品です。それぞれの曲でどんなiScreamの表情を届けられるのかということを大切に作りました。

YUNA：表題曲の「Maybe…YES」はキュンキュンする曲。女の子っぽい声で、おしゃべりしているみたいに歌っています。

HINATA：「Scream Out」で表現するのは強い女の子。私についてきて！という感じです。ダンスチューンで、聴けば自信を持てるような楽曲だと思います。

RUI：「Sugar Bomb」はポップな楽曲で、女の子が朝起きてから出かけるまでの情景をイメージしています。自分を磨きたいとか、前に進みたい、変わりたいという人たちの背中を押せるような曲になっていると思います。

YUNA：最後の「Pendulum」は振り子という意味で、曲は恋の駆け引きを楽しんでいて、ちょっと小悪魔な感じ。大人っぽくてセクシーに色気を意識して歌っています。4曲とも恋する女の子がテーマになっているので、そこにも注目して聴いていただけるとうれしいです。

－－ iScreamのライブパフォーマンスは2019年のE-girlsのツアーで拝見していて、その時の印象が、楽曲もパフォーマンスも「かっこいい」だったんです。なので、タイトルトラックの「Maybe…YES」を初めて聞いたときは、HINATAさんが言っていたギャップ萌えみたいなものを感じました。

HINATA：「Maybe…YES」はそれまでパフォーマンスしていた楽曲とはタイプが違ったので、最初に聴いたときには難しそうだなという印象でした。リズムが速くてガツガツダンスする楽曲と比べると、ゆっくりな曲調だったのでチャレンジでもありました。

YUNA：タイプが違うのでアプローチの方法も少し変化もありました。レコーディングの時にはどの曲でも3人が同じ曲の背景を持てるようにイメトレや練習をするんですけど、「Maybe…YES」についてはそれが少女マンガというか、私たち一人ひとりがミュージカルの主人公になったような演出を自分たちで心がけました。

HINATA：リリックを読むと、1番ではまだ恋に気づいていないんですけど、それから気づいて、ここは告白。最初から最後までのストーリーを考えました。歌詞がリアルで、私たちも聴くたびにきゅんきゅんしています。

RUI：歌詞を見ながら聴いていただけたら、私たちが感じたストーリーや情景を思い浮かべていただけると思うので、そういう楽しみ方もしてくださるとうれしいです。

－－この曲はドラマ『お茶にごす。』（テレビ東京、10月放送スタート）のエンディングテーマにもなりました。レコーディングも作品を意識しておこなったのですか？

HINATA：実はレコーディングをしている段階ではドラマのお話は知らなくて、後から決まった事を聞きびっくりしました。

RUI：すごいうれしかったね！

－－そうなんですね。それでも作品と楽曲がいい具合により沿っていると思います。それでは「Maybe…YES」は収録曲のなかでも新しい曲ということ？

RUI：そうですね。

HINATA：「Scream Out」は、デビュー前から歌っている楽曲です。

YUNA：なので歌い始めてからというと2年ぐらいになりますね。ただEPでは改めてレコーディングしたものになっています。

HINATA：そうえば、レコーディング前に当時歌った「Scream Out」を3人で聞いたね。

RUI：声が若かったね（笑）！ この2年間で、練習もたくさんして、歌い方も変わったなって。

YUNA：お互いに少しずつよくなってるのが分かったね。2年間の答え合わせみたいなところもあったと思います。

－－さて「Maybe…YES」では初めてのミュージックビデオの撮影も経験しました。誰もいない渋谷であったり、いろんな意味で、今しか撮れないなと思わされる作品でした。

YUNA：早朝の渋谷で（笑）、すごく素敵な経験ができました。

HINATA：いつも通っている場所なのに別な場所のように見えたよね。

YUNA：朝日に向かって撮影が成功しますようにって、3人で拝んだよね。

RUI：渋谷の街、かわいいセットだったり、屋上で綺麗な夕日のを背景に撮影できたのはうれしかったです。素敵なミュージックビデオの撮影に携わってくれたスタッフの方々に感謝しています。

－－ミュージックビデオでは「ガツガツ踊れる」グループである部分も見られますし、今後の活躍にも期待が高まります。また、お話をきかせてください。

（TOKYO HEADLINE・酒井紫野）