【6月はプライド月間・LGBTQ】川越の古民家から発信する「レインボーさをり」という取組み

織り工房『英』で販売している「さをり織り」作品

 持続可能な開発目標「SDGs」の中には、ジェンダー平等など性的少数者に関する諸問題を解決する取組みも含まれている。レインボーさいたまの会の法人会員である埼玉県川越市の古民家恵比壽屋・溝井家の次男で、色彩豊かな「さをり織り」の職人である「織り工房『英』(ひで)」の英貴(ひでたか)氏が、プライド月間にあわせて、LGBTQの啓発のために6色のレインボー色のさをりを制作している。 知的障害を抱える英貴氏の両親は川越で初めて、自閉症啓発デーLight it up blue川越を主催したことで知られ、2020年に川越で初開催されたレインボーパレードに参加したことがきっかけで、古民家にレインボーフラッグやリーフレットを設置するなど、レインボーさいたまの会と協力し取り組みを進めてきた。 オリンピック開催地の川越にて、障害の有無やLGBTQの有無を超えた社会を実現したいとの願いを込めて、ひと織りひと織り丁寧に心を込めてハンドメイド作品を織り上げている。

古民家 惠比壽屋
住所:埼玉県川越市石原町1丁目 6-7
TEL:049-270-0922
HP:https://mapleeihide.wixsite.com/ebisuya
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