サッカー男子 五輪代表18人発表。海外組9人、強力オーバーエイジで目指すは「金」

発表されたメンバー(🄫JFA)

選考ポイントは個の強さ、チームのために戦える、複数ポジション

 今回の選出のポイントとしては「まずは個の強さを持っている選手であるということ。+個の強さを持ちながらチームのために、仲間のために走って戦える選手を選んだ。そのほかには東京オリンピックでは過密日程、酷暑の中、戦うことが予想されるので複数のポジションをこなせる選手たちを選んだ」と話した。

 オリンピックが1年延期となったことでメンバーに加わった選手もいる。森保監督は「2020年に本来の日程で行われていたら、今のメンバーとは違ったメンバーになっていたと思う。現時点でベストのメンバーということで今回のメンバーを選んだ。これが3カ月後、半年後、1年後だとまた違ったものになるということは考えられると思っている」と語ったうえで、その筆頭ともいえるMFの三笘薫(川崎フロンターレ)については「個で局面を突破できるスペシャルなものを持っている選手だと思う。個で局面を突破し、攻守でチームに貢献して、応援してくれる方々に勝利を届けられるようなプレーをしてほしいと思っている」と期待した。

 会見に同席した日本サッカー協会の反町康治技術委員長はバックアップの4人について「事前の合宿から参加し、このチームが終わるまで一緒に活動することになる。親善試合にはこの4人も試合に出場するのは可能。例えば本大会に入り、準決勝である選手がケガをして決勝に出場することができない場合は、バックアップから1人追加で入り決勝を戦うことになる。なので私としては18+4というより22人の共同体だと思って活動していきたいと思っている」と説明した。