開催が危ぶまれたキックトーナメント決勝は皇治vs白鳥大珠【RIZIN.29】
1回戦第1試合、頭を下げて前に出た皇治(左)の頭が当たり、梅野が負傷
皇治vs梅野戦はバッティングでノーコンテスト
「RIZIN.29」(6月27日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)で行われた「RIZIN KICK ワンナイトトーナメント」の決勝が皇治(TEAM ONE)と白鳥大珠(TEAM TEPPEN)の間で行われることとなった。
皇治は1回戦第1試合で梅野源治(PHOENIX)と対戦し、1R43秒でまさかのノーコンテストとなった。
試合は1R開始早々に皇治が一気に距離を詰めパンチの連打。梅野は左ローで皇治の突進を止めにいくが、皇治は構わず前に出てパンチを放っていく。
頭から突っ込む皇治に梅野が右腕で皇治の頭を抱えにいくが、頭が鼻に当たりバッティング。皇治はなおも左フックを連打するが、梅野はバッティングをアピール。
ここでレフェリーが試合を止め、梅野にドクターチェックが入るが、みるみる梅野の顔がはれ上がり、レフェリーは試合続行不可能と判断。偶発的なバッティングだったことから試合はノーコンテストになってしまった。