プリプリ王者・山下実優、初のUWFルールで寝技で劣勢も空手仕込みの蹴り技で逆転のKO勝ち【東京女子プロレス】

山下(左)がSkull KickでKO勝ち

 空手をベースとする山下と、柔道をベースとする舞海との対戦は序盤、ローキックの応酬でスタート。グラウンドに移行すると、舞海が変型レッグロックでエスケープを奪った。すかさず、山下が腕ひしぎ逆十字固めでエスケープを取り返す。その後、舞海がラリアットでダウンを、胴絞め式アームロックでエスケープを奪った。劣勢に回った山下はハイキックでダウンを奪取。さらにキックのラッシュからSkull Kickを決めると、ダウンした舞海が10カウントを聞き、山下が逆転のKO勝ちを収めた。

 山下は「これがUWFルールか。メチャクチャ楽しい。このルールで戦ってみたいと思っていたので、魅星を相手に、この戦いができてうれしいです。今日みたいな大会は見たことがない、または新しい東京女子の姿を見ることができていいんじゃないかと思います。これからも新しい戦い方、東京女子の楽しみ方を見つけてくださればいいかなと思います」とマイク。